第4話 「バイト先にNSXが!」
学生で一人暮らしで、とくれば次に来るのは当然(?)アルバイト。
というわけで、
親のスネかじりまくり<(_~_)>でmycarをGETしていた僕は、
それのガソリン代その他を捻出すべく、早速アルバイトをする事にしました。
慎重な検討を重ねた結果、決めたのは駐車場のアルバイト。
趣味と実益を兼ねた素晴らしい・・・もとい(^^;)
お客様の大切なお車を責任を持って移動・管理するやりがいのある仕事です。
僕が働く事になった駐車場のあるテナントがまた不思議なところで、
一階にレンタルビデオ屋とパソコンショップ、
(ビデオ屋は今現在マクドナルドになってます(^^;))
二階に居酒屋とカラオケ屋と食い放題の焼き肉屋という
なんとも言えない組み合わせ(笑)。
故に訪れる客層もピンキリで、当然乗ってる車もピンキリ。
価格的にいえば、下は軽トラ(^^;)から上はベンツ(!)までまさに千差万別。
ところが、山梨は何故か高級車が多い土地柄なので、
(ほんと、何でだろ?これ↑狭い道ばっかりなのに・・・。)
セドグロ・シーマやらマジェスタやらが来るわ来るわ。
駐車場の枠が狭く、3ナンバーだとはみ出しちゃうような所なのに
そんな事全くおかまいなし。
でも、そのおかげでいろんな車に乗る事が出来て、
車毎の個性みたいなものを少なからず感じ取れるようになれてよかったんですけどね。
そんな所だからこそ、
NSXがやってくるのも時間の問題だろうと思っていたんですけど
・・・これがなかなか来てくれない(TT)。
来る日も来る日も高級車達とそれに乗るおじさん・オバサン達に振り回され(^^;)
たま〜に来るスポーティ系の車に喜ぶ毎日を過ごす内に、
NSXが来てくれるかもしれないという淡い期待はだんだんと薄れていったのでした。
そんなある日。
爆音と共に駐車場に入り込んできた一台のペッタンコの車が!
「何じゃあ、ありゃあ!?」
それはなんと"ナイトライダー"(!!)のレプリカ(トランザムベース??)でした。
思わず話を聞いてしまったのですが、
幼い頃から憧れていて、最近(当時)ついに手に入れる事が出来たとの事。
僕もついNSXに憧れている事等話してしまったんですが(^^;)、
「大丈夫、きっと手に入るよ」
と、心強い御言葉。嬉しかった・・・(^^)。
その方が帰った後、今日はなんか良い事があったなあ、と思った矢先再び爆音!。
さっきの方が忘れ物でもしたのかな、と見てみると
そこにはなんとNSXが!!
もう、放心状態(^^;)。
動いているNSXをそんなに間近で見たのは初めてだったんです。
しかし、その中から人が降りてくる事はなく、そのまま何処かへ走り去ってしまいました。
どうやら、ただUターンしたかっただけのようです。
(良くあったんです、駐車場のレイアウト上こういう事が(^^;))
でも、その時の僕にとってはそんなことはどうでも良い事でした。
ただひたすら、NSXが走り去っていった方向を見つめ続ける僕がそこにいました。
その間、駐車場の回転が滞っていたのは言うまでも在りません(爆)。