第25話 <1>


さあ、大事なエンジン降ろしメンテですが

 

依頼先は毎度お馴染みの

NSX駆け込み寺、こちらに決定。

 

ABSでもお世話になってますし、

かしま組メンバーもエンジン関係含め

いろいろやってもらってますから

信頼できるでしょう。

 

実は、エンジンに関しては

ちょっと心配事というか自覚症状がありまして、

サーキットでシフトダウンミスって

2回ほどオーバーレブさせてるんだよね・・・。

 

やっちゃったあとでも

体感的にはちゃんと回ってるし、

富士のストレートでも変わらず最高速をマークしてるし、

Dラーのメカの人に聞いても

「もし中までダメージいってたら走れてないよ」

っていってるし、

まあダイジョウブかなあとは思っていたんですが、

この際これも一緒に診てもらおうかな、と。

 

「まずはコンプレッション計測だね」

ほほう。

「数値的なばらつきがなければ

 中まで大きなダメージはいってないでしょう」

では、エンジン降ろしたら

まずはそこからですね。

 

「何にもなかったらハイカムいっちゃいますか(笑)」

と、そこへ聴こえたのは

悪魔の囁き・・・(笑)。

 

 

・・・ハイカムかあ。

 

確かに、

おおいに興味はありますが

チューニングエンジンにありがちな

アイドリングの不安定さとかあったら

本末転倒だし・・・

 

「アイドリングはノーマル並でいけるよ」

いや、でもそこまでやると予算が・・・

「そうだねえ、でも

 一緒にやれば工賃かからないからねぇ」

む、むむう・・・。

「インテグラでいったらSiRから

 タイプRになったくらい違うかな」

ん〜・・・。

「高回転型エンジンって感じの

 上まで回るフィーリングがやっぱいいよねぇ」

・・・。

 

いやでもチョット待てよ、ハイカム入れる場合って

V-pro制御が基本で、そうじゃなくても

コンピュータ書き換え、いわゆるリセッティング

しなきゃいけないんですよね。

うちのクルマ、確か

ス○ーンのコンピュータ入ってたぞ。

 

「ダイジョウブ、スプ○ンなら書き換えできるよ」

なんとまあ・・・。

 

「まあ、無理強いはしないけど」

いや、これは思いっきりしてるがな(爆)

 

まあでも、前々から興味あったのは間違いないし

(カムチューンは他のクルマで味わって知ってたし・・・)

せっかく工賃分浮くわけだし、

他にダメージが何にもない前提なら

予算的にも何とかなりそうだし・・・。

 

「・・・考えときますので、まずは診断からお願いします」

「了解、連絡しますよ」

 


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